測量・設計・各種申請業務のトータルサポートカンパニー　株式会社建友

測量・調査

測量業務は、基準点測量・水準測量・平板測量・路線測量・河川測量・用地測量等が主な分野です。
対象物を正確に計測して図化することが目的で、公共事業が主体的ですが、用地測量などは民間も多くの実績があります。
具体的には、現場で作業を行う外業と、社内でコンピューターを使って処理する内業があります。

調査業務は、交通量調査・水文調査・家屋調査・橋梁やトンネルなどの構造物の調査等を行っています。これらは、測量や設計、補償などの業務に付随することが多い業務です。

ＧＰＳ測量

ＧＰＳ測量は、ＧＰＳ衛星から発信される搬送波位相やコード情報等を複数の観測点で受信して観測点間の相対的な位置関係を求めるため、天候や地形的な影響を受けることが少なく、長距離でも効率良く測量作業ができます。

このため、公共測量においては、「ＧＰＳ測量におけるスタティック法」を中心として１・２級基準点測量での利用が定着してきました。しかし、比較的短距離で行うことが多い３・４級基準点測量、地形測量及び応用測量では、基線解析に後処理が伴うため利用されることが少なく、直接的に結果が得られるトータルステーション（以下「ＴＳ」という。）等を用いた測量が一般的になっています。

一方、ＲＴＫ−ＧＰＳは、無線機等を利用して観測データを観測点相互で送受信することでＧＰＳ測量機の内部で基線解析が実時間（リアルタイム）で行え、測量現場で高精度の処理結果が得られます。また、ＧＰＳ測量の解析処理の中でも非常に重要な整数値バイアスの確定を任意の地点で行うことが可能となりました。これにより、ＲＴＫ−ＧＰＳは、「ＧＰＳ測量におけるスタティック法」と「ＴＳ等による測量」の優れた部分を兼ね備えた特徴をもち、効果的・効率的に測量を行うことができる手法になっています。(以上、国土交通省　「ＲＴＫ−ＧＰＳを利用する公共測量作業マニュアル」より抜粋)

2005年3月、不動産登記法が改正され、土地の申請図面は公共座標を用いて作成することが求められます。ＧＰＳ測量の活躍の場はますます広がっていくでしょう。
ＧＰＳ測量は扱い方に十分注意が必要であると同時に、複雑・高度な解析を必要としますが、株式会社　建友は土地家屋調査士を中心としてそのノウハウを蓄積しています。